診療のご案内
当院では以下の方針を心がけて診療を行っています。
- 親身な立場で患者様のお話をよく聞き、治療方針、治療内容について
丁寧に説明を行うこと。 - 地域のかかりつ医として皆様の健康維持・増進の為に力を尽くすこと。
- 病気にならないよう予防医学にも取り組んでいくこと。
- 神経内科医として常に新しい医療技術を取り入れ、患者様に提供していくこと。
- 必要な場合は迅速に高度な医療機関と連携をとること。
診療時間
休診日:水曜午後、土曜午後、日曜・祝日
診療内容
内科一般から頭痛・めまい・しびれ・ふるえ・もの忘れなどの
脳神経内科疾患、脳卒中の予防・治療まで幅広く行います。
- 家庭医としていつでもお気軽にご相談ください。
往診のご相談もお受けいたします。 - 高血圧、糖尿病、脂質代謝異常症、痛風などの
生活習慣病の予防、治療を行います。 - 頭痛、しびれ、めまいなどの脳神経内科疾患や、脳卒中の予防、
後遺症に対し専門的な診察・治療を行います。
代表的な脳神経内科疾患
頭痛
頭痛には筋緊張性頭痛、偏頭痛、群発頭痛などの機能性頭痛から危険性の高い、くも膜下出血や脳腫瘍、脳炎・髄膜炎など様々です。頭痛の診断には十分な問診と的確な診断が重要です。
もの忘れ・認知症
近年の高齢化に伴い認知症の患者様の数が増加し社会的な問題となっています。
その原因として、アルツハマー型認知症、脳血管性認知症、レヴィー小体型認知症などが多く、その他慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症などの治療可能な疾患、内科的疾患、うつ病などが原因のこともあります。また、アルツハイマー病は、お薬により進行を遅らせることが可能です。
パーキンソン病
手がふるえる、歩行が小刻みになった、転倒しやすくなった、動作が緩慢になったなどの症状を認めれば、パーキンソン病の可能性が考えられます。パーキン病の治療薬は種々ありお薬により症状を改善することができます。
※当院では神経内科専門医による診察・治療が可能です。
これらの症状・病気が気になられる方は気軽にご相談、ご来院ください。
脳卒中予防・生活習慣病
高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、初期の場合自覚症状が乏しくつい未治療で過ごしがちです。 しかし、これら生活習週間病は動脈硬化の原因となり未治療のまま放置しておくと、脳卒中、心筋梗塞などの死に至る病気を引き起こします。
当院では最新鋭のエコー機器を導入しており、頸動脈エコー検査により頸動脈の動脈硬化や、脳梗塞の危険性を調べることが可能です。 生活習慣病は無症状のうちに食生活の改善による予防、治療が重要ですので、生活習慣病が心配な方、健康診断で指摘された方は、気軽にご相談、ご来院ください。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群
SAS(Sleep Apnea Syndrome)
文字通り睡眠中に呼吸が止まる(10秒以上の呼吸停止が起きる)病気です。無呼吸が1晩(7時間)で30回以上、もしくは1分間で5回以上あれば睡眠時無呼吸(SAS)と診断されます。
睡眠中の出来事であり自分では気付くのが難しい病気ですが、国内に約300万人の潜在患者がいると言われています。交通事故、日中の眠気、集中力・記憶力の低下を引き起こし、認知症、高血圧症、糖尿病、脳卒中、心臓病、うつ病などの原因になると考えられており早期診断・早期治療が重要です。以下のような症状のある方は注意が必要です。
夜間の症状
- いびかがうるさい
- 呼吸が止まる
- 何度もトイレに起きる
- 寝汗をかく
昼間の症状
- 起床時の頭痛
- 体にだるさ・倦怠感がある
- 強い眠気がある
- 集中力が続かない
当院では在宅で検査可能な最新の簡易検査装置(フィリップス社製ウオッチパッド ユニファイド)を導入しています。この装置は簡易検査でありながら無呼吸の状態、睡眠の質を詳細に評価することが可能です。
受診のご案内
初診の方へ
保険証をご用意ください。現在服用中のお薬があれば、お知らせください。 (薬局からの説明の文書、お薬手帳をお持ちの方は持参してください。) 症状を充分にお伺いして、診察、検査後に適切な治療法をお勧めするよう努めます。
ご予約について
予約診療ではありません。年始年末、お盆などは電話などでお問い合わせください。
薬局・処方について
現在は院内処方を行っています。
(2015年8月頃より院外処方への切り替えを予定しています。)
地域連携医療機関
高度の検査や入院治療が必要な場合、専門性を要すると判断した場合は適切に連携している地域の基幹病院・専門医療機関へご紹介いさせていただきます。
セカンドオピニオン
当院では患者様が自分の治療について最良の選択をするために、現在治療を受けている主治医以外の医師に診断や治療方針を相談し、今後の治療の参考にして頂くことを目的にセカンドオピニオンを行なっています。
当院で治療中の方で、セカンドオピニオンを希望される方には、紹介状(診療情報提供書)および、必要に応じ、画像診断フィルムや検査結果などの資料の提供を致します。
ご相談を希望される方は、外来受付窓口にお申し出ください。
診療に関する掲載事項
オンライン資格確認について
当院では、マイナンバーカードによる「オンライン資格確認」に対応しております。
オンライン資格確認により取得した診療情報・薬剤情報・その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行うことができます。また、「電子処方箋」及び「電子カルテ情報共有サービス」を導入し、医療DXに対応する体制も確保しております。
なお、当院では厚生労働省の定めに基づき「医療DX推進体制整備加算」を算定しております。質の高い医療の提供に努めておりますのでマイナンバーカードのご利用にご協力をお願いいたします。
明細書発行について
当院では患者様への情報提供を積極的に行うため領収書の発行の際に診療報酬の算定項目が分かる明細書を無料で発行しております。なお、明細書が必要ない場合はお申し出下さい。
一般名処方について
一般名処方とは、お薬の有効成分をそのままお薬名として処方することです。
これにより、有効成分の同じお薬が複数あれば、先発医薬品・後発医薬品(ジェネリック医薬品)をご自身で選ぶことができ、特定のお薬の供給が不足した場合であっても、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。一般名処方について、ご不明な点などがありましたら当院職員までご相談ください。また、一般名処方を希望されない患者様につきましてはその旨をお伝えください。
生活習慣病患者様へ
当院では患者様の状態に応じ「28日以上の長期の処方」「リフィル処⽅箋の発行」いずれの対応も可能です。